自炊した本の管理

Kindleは自炊したCBZやPDFをそのまま読むことができません(PDFは一応は使えることになっていますが、実際には重くて使い物になりません)。

そこで自炊本はKindle専用形式(mobi)に変換するわけですが、変換すると自炊した画像が劣化するため、変換前のオリジナルの自炊本はどこかに保存しておく必要があります。

電子書籍でいうところの自炊とは紙の本をスキャンし、電子書籍にすることです。 自炊した電子書籍はパソコンやタブレットで読むことも...

パソコンに外付けハードディスク等を増設して、、、などという方法もなくはありませんが、ハードディスクには寿命があり、いつかは壊れます。

オンラインストレージに自炊本をおいておくとハードディスクの故障を心配する必要がないばかりか、オンラインストレージならではのメリットもあります。

自炊本向けのオンラインストレージの比較

DropBox Plus OneDrive (Office 365) Evernote Premium
年払料金 12,960円
(1,080円/月換算)
12,744円
(1,062円/月換算)
4,000円
(334円/月換算)
3年払料金 25,920円
(720円/月換算)
容量制限 1TB 1TB 無し
転送量制限 無し 無し 10GB/月
ファイルサイズ制限 無し 無し 200MB
 Perfect Viewer  ◯  ◯
その他メリット  –  マイクロソフトOffice 本の情報をメモできる

最安でストリーミングもできるDropbox Plus

オンラインストレージの代名詞とも言えるのがDropboxです。

アップロード/ダウンロード速度も早く、安定性、信頼性も抜群です。

自炊本向けの多くのアプリもDropboxに対応しています。

無料ではわずか2GBの容量しかないため、自炊本の保存には有料版のDropbox Proが必要です。

料金が高いイメージがありますが、Dropbox公式サイトでなくソースネクストのサイトからDropbox Plus 3年版を購入すると月あたり720円で1TBの容量を使うことができます。

ストリーミング

ストリーミングとは自炊本を1冊まるごとタブレットにダウンロードしなくとも、必要なページだけを少しづつダウンロードしながら読むことです。

例えば、自炊本の内容の一部だけ確認したい、読みたい、などということがよくあります。

その場合でも通常ならオンラインストレージから端末に本をまるごと1冊ダウンロードする必要があります。

ところがDropboxにPerfect Viewerというアプリ、Perfect Viewerファイルソースプラグインを組み合わせるとDropboxに保管した膨大な自炊本をまるで本物の本棚の本のようにパラパラ内容を確認することができるのです。


Perfect Viewer
]


Perfect Viewerファイルソースプラグイン
]

もちろんKindleでは無理です。

Perfect ViewerはAmazonの高コスパタブレットであるFire HD 8で動作します。

Office 365 soloで1TBになるOneDrive

OneDriveはマイクロソフトが提供しているオンラインストレージサービスです。

無料では5GBの容量が使えますが、自炊書籍の保存にはまったく足りません。

Office 365 soloというサービスを契約することでOneDriveの容量が1TBになります。

Office 365 soloとはマイクロソフトOfficeのすべてのアプリ(Excel、Word、OneNoteなど)を2台までのWindowsかMacで使えるというサービスです。

OfficeアプリがOneDriveにOfficeファイルを保存できるためか、Office 365 soloの「おまけ」として1TBのOneDriveがついてくるのです。

ただ、おまけといっても1TBのDropboxが12,960円/年です。

それに対してOffice 365 Soloは12,744円/年で、1TBのOneDriveとマイクロソフトOfficeのすべてのアプリが使えます。

OneDriveがおまけなのかマイクロソフトOfficeがおまけなのかわからない価格設定です。

ストリーミング

Dropboxと同様、OneDriveもPerfect Viewerというアプリ、Perfect Viewerファイルソースプラグインと組み合わせることで自炊本のストリーミングが可能です。

本の情報を一緒に管理できるEvernote

Evernoteはデジタルノートアプリなのですが、ノートにCBZファイルを添付することで自炊本の管理にも使えます。

なぜ通常のストレージでなく、わざわざEvernoteかというと本の情報を自炊本と一緒に1つのノートとして管理できるメリットがあるからです。

本の感想などの読書メモをつけている人には大きなメリットです。

容量無制限だがノートサイズと転送量に制限あり

Evernoteは容量無制限ですが、月の転送量が10GBを超えてしまうと次の月までアップロードができなくなります。

本棚の本を一気に電子化するような際には注意が必要です。

また、1つのノートのサイズの上限は200MBのため、ページ数が多い漫画など200MBを超える自炊本は管理できません。

しかし、無制限の容量を4,000円/年で使えるのは魅力です。

※ただし、4,000円/年はEvernoteの公式サイトではなく、ソースネクストのサイトからEvernoteプレミアムを購入した場合です。