e-ink(電子ペーパー)のAndroid端末

BooxT76MLPlusCarta

e-ink(電子ペーパー)のディスプレイはそれ自体は発光せず、ブルーライトを出さないなためか、液晶ディスプレイと比較して目が疲れません。

そのため、電子書籍を長時間読むのに向いています。

スポンサーリンク

Kindle端末はKindle Store用

e-ink端末ではKindle端末とKobo端末が圧倒的に有名です。

しかし、Kindle端末はKindleストア専用、Kobo端末はKoboストア専用です。

Kindle端末でKoboストアの本を読むことはできませんし、Kobo端末でKindle端末の本を読むこともできません。

KindleやKoboは自社ストアの電子書籍を売るための端末ですので他社のストアをサポートしないのは当然でしょう。

自社ストアの電子書籍を売るための端末という理屈はPDFや自炊本にもあてはまります。

KindleもKoboも一応、PDFを読めることになってはいますが、現実にはKindle専用形式、またはKobo専用形式に変換しなければとてもまともに読めません。

多くのユーザーが手間暇かけてKindleやKoboの専用形式に変換しているのが現実です。

電子書籍の自炊などせずに電子書籍ストアで購入してくれ、ということなのでしょう。

Kindleで自炊
電子書籍でいうところの自炊とは紙の本をスキャンし、電子書籍にすることです。 自炊した電子書籍はパソコンやタブレットで読むこともできます...

e-inkのAndroid端末

ディスプレイとしてe-ink(電子ペーパー)を採用したAndroid端末が存在します。

そのうちのいくつかはAmazonで輸入品を購入可能です。

PDFがそのまま読める

前述のようにKindle端末とKobo端末でもPDFは一応サポートされていることになっているものの、自炊PDFのように画像をたくさん含むPDFはKindle形式に変換する手間があります。

E-InkのAndroid端末にはE-Inkに最適化されたリーダーアプリが搭載されています。

そしてそのリーダーアプリは自炊PDFを全画面で難なく表示できるのです。

KindleやKoboのように変換する必要がありません。

PDFの余白削除までリーダーアプリがやってくれます。

CBZはアプリで対応

Perfect ViewerなどのAndroidアプリをインストールすればCBZを読むことができます。

ただいくつか問題はあります。

  • Google Playに対応しない端末ではインストールが面倒。
  • Perfect Viewerなど通常のアプリはカラー表示を前提に作られているため、見づらい画面がある。
  • 画面上部のステータスバーを消せないため全画面表示はできない。

電子書籍ストアもアプリで対応

電子書籍ストアもAndroid用のストアアプリで対応できる場合があります

  • Google Playに対応しない端末ではインストールが面倒。
  • インストールできても動作しない場合がある。
  • ストアアプリはe-ink向けに最適化されていないため、Kindle端末やKobo端末に比べて使い勝手が劣る。
  • 画面上部のステータスバーを消せないため全画面表示ができない。

プリンタ代わりに使える

PCやMacにGoogleクラウドプリントをインストールするとE-Ink Android端末を印刷先として指定できるようになります。

KindleのSend to Kindleと同様の機能です。

E-Ink Androidの比較

N96 C67ML Carta 2 BoyueT62D
画面サイズ 9.7インチ 6インチ 6インチ
解像度 825×1,200 1,072×1,448 758×1,024
ppi 150 ppi 300 ppi 212 ppi
重量 472g 195g 220g
e-ink carta2 carta
Android 4.0.4 4.2 4.2.2
Google Play  ◯  ☓
 RAM 1GB  512MB 512MB
内部ストレージ 16GB 8GB 8GB
性能
Kindleストア  ◯
Koboストア
BOOK☆WALKER

品質は・・・

汎用OSであるAndroidと目の疲れないe-ink(電子ペーパー)の組み合わせは一見、素晴らしいように思います。

しかし、実際にe-inkのAndroid端末を使ってみるとちょっとがっかりします。

Android OSはモノクロを考慮していない

e-inkはモノクロ16階調です。

しかし、Android OSはモノクロ16階調向けにはできていません。

そのため、モノクロ16階調では見えない文字やボタンなどが出てきてしまいます。

アプリによってはカラー表示のAndroidより見づらく、何のためのe-inkなのかわからなくなります。

Androidのアプリはe-inkを考慮していない

e-inkは表示内容を書き換えるのに時間がかかります。

そのため、スクロールやアニメーションなどはかなり無理があります。

「ページめくり」であれば1ページを読み終わる毎に表示内容を書き換えるでなんとかなりますが、ブラウザのようにスクロールして読み進めるのは無理があるのです。

しかし、Androidのほぼすべてのアプリはスクロール前提です。

ほとんどの電子書籍アプリも「ページめくり」でアニメーションが入る有様です。

そもそもAndroidがアプリがe-inkを考慮しているわけがなく、e-inkで使うのは無理があるということです。

そんなわけで、私もe-inkのAndroidをメインにしようと頑張った時期があったのですが、今はKindleとFireタブレットの併用に落ち着いています。

電子ペーパー(e-ink)の端末比較
タブレットやパソコンの液晶画面で電子書籍を読むと紙の本と比べて目がとても疲れます。 原因は液晶のバックライトを見つめ続けることにあるよ...
KindleとFireタブレット
電子書籍の読みやすさならブルーライトを出さない電子ペーパー(e-ink)のKindleは圧倒的です。 しかし、6インチのモノクロ画面の...
スポンサーリンク